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【レポート】うたごえ広場~こころも身体も健やかに~

7月2日(月)の午前10時から、井上さんと深見さんの”うたごえ広場”が開催されました。今回で3回目の開催となった、”うたごえ広場”には、新規の方も含め10名のご参加を頂きました。

 

楽しく歌いながら、健康維持

“うたごえ広場”のねらいは、参加された皆様の、健康維持や介護予防のお手伝いということです。口腔ケアや脳のトレーニングを含め楽しく歌いながら、健康を維持しようということです。

 

音楽療法士の井上さん・深見さんは日ごろ、デイサービスや高齢者福祉施設、公民館等で活動されています。エンクロスのようなオープンな場所での活動は初めてだそうです。

 

 

当日は、まず発声練習からスタートしました。

口の中で舌を回すなど発声練習の他に、口腔ケアのトレーニングもしました。舌を自由に動かすことで、口の中の筋肉を鍛える意義もあるということでした。いきなり歌うのはハードルが高いので、このようなトレーニングをされることに、「なるほど」と納得しました。又、歌を歌う時の呼吸法は腹式呼吸を使います。実はこの腹式呼吸が、心肺機能を向上させる働きがあるそうです。歌の効用は、気持ちをリラックスさせるだけではなく、心身を活性化させる働きがあるとのことです。

 

曲選びは、参加者のリクエストや年代に合わせて

歌の演奏は二人が交代でされます。曲の選択は、参加者の年齢構成も踏まえて、事前によく検討されています。

 

参加者の年齢構成は、70歳代の方が多く、60歳代の方もおられました。そのため、流行歌の場合、いくつかの曲を紹介しながら、リクエストの多いものを選んで歌います。今回は、昭和三十年代から四十年代にヒットした歌が多かったです。

参加された方々が、青年の頃の歌なので記憶に鮮明に残っているのでしょう。みなさん、青年に戻ったようでした。

 

 

又、7月という季節も選曲の際に考慮されているそうで、前回は「雨」もテーマのひとつでしたので、蛇の目傘を準備されていました。今回は、波の音を奏でる楽器を準備されていました。

 

又、歌詞を知らない方、覚えていない方でも歌えるように、プロジェクターに歌詞を拡大して映し出します。曲は流行歌のみでなく、童謡や文部省唱歌など幅広い分野から取り入れられています。

その際に、大切にしているのは、「皆さんに馴染みがある」曲を選ぶということでした。

 

歌だけでなく、簡単な演奏や体操も

途中で、ハンドベルの演奏もしました。ハンドベルは参加される方の年齢構成などを考えて、プログラムに組み込むかを判断されるということでした。

今回の参加者の皆様は、意欲が高く、数回の練習できれいなハーモニーを作ることができました。演奏を通して皆さんの一体感が高まり、皆さん楽しそうに演奏されていました。すばらしい演奏でした。

 

また、歌いながら、簡単な体操もしました。グーとチョキを上下に入れ替える体操で、どなたでもできるので、皆さん楽しそうに参加されていました。参加者の方々が楽しめるトレーニングをすることを大切にされてます。

 

参加者を固定せず、男性にも参加してほしい

皆さんが楽しく歌っておられるのを聞いて、近くを歩いていた、若い赤ん坊を連れたお母さんも、「うたごえ広場」の様子をのぞきこまれていました。終わりの時間が近づくと、次回も参加したいという声も数人の方から聞かれました。

 

井上さん・深見さんたちの今後の願いは、参加される方々が、今回のように新たに参加される方を含め増えていくこと、更には、男性の方にも参加して頂くと良いとのことでした。

「うたごえ広場」が参加者が固定化されない、オープンな場所で参加者が歌を通して交わり、健康を維持向上させる場として続けていきたいとのことでした。

 

 

「うたごえ広場」は月2回開催予定です。歌を通して、リラックスしませんか。

 

担当:溝口